【夏の暑さに要注意】スマホの故障リスクと対策まとめ|iPhoneは防水ではないって知ってましたか?
猛暑が続く日本の夏。
この時期、スマートフォンが急に熱くなったり、電源が入らなくなったというご相談が増えています。
特にiPhoneユーザーの方の中には、「防水だから大丈夫」と過信して、
水辺や屋外でも気にせず使ってしまっているケースもありますが、
iPhoneは“防水”ではなく“耐水”です。
この違いをご存知ですか?
本記事では、夏のスマホ故障の原因や具体的な対策、
そしてiPhoneの“耐水”性能に対する正しい理解を踏まえて、
安心・安全なスマホの使い方を解説していきます。
夏に増えるスマホの故障とは?
茨木市のスマートクール茨木店には、夏になると以下のようなスマホの修理依頼が増加します。
- バッテリー膨張
- ドックコネクター(充電口)の故障
- 基板ショートによる電源不良
- 画面焼け・液晶異常
- 水没による基板腐食
特に車内放置や充電しながらのゲーム使用といった使い方が多く、
熱によってスマホがダメージを受けてしまうのです。
夏のスマホ故障を招く主な原因
① 直射日光や高温環境
真夏の車内は70℃近くまで温度が上昇することもあります。
車の中にスマホを放置するだけでもバッテリーが劣化し、最悪の場合、膨張や破裂の危険もあります。
② 充電しながらの使用
スマホは充電中に熱を持ちやすく、
さらに高負荷アプリ(ゲーム・動画視聴など)を同時に使うと、
内部温度が極端に上がってしまいます。
特に安価な非純正ケーブルは電力の制御が不安定で、
過剰な電流が流れ、内部部品を破損させる原因になります。
③ 水没・湿気
夏は海・プール・川遊びなどでスマホが水に触れる機会が増えます。
ここで重要なのが、「iPhoneは防水ではなく耐水である」という事実です。
たとえばiPhone 14シリーズ以降は「IP68等級」とされていますが、
これは真水で実験環境下での話であり、日常的な使用状況(塩素や石鹸、汗、水圧など)とは大きく異なります。
したがって、iPhoneをお風呂やプールに“沈める”のは完全にNGです。
実際、水没によるショートで修理不可となるケースが夏場は非常に多く見られます。
スマホ内部への影響と注意すべき症状
スマホが高温・水分にさらされた場合、次のような影響が現れる可能性があります。
- バッテリー劣化:充電の持ちが急に悪くなった
- 基板トラブル:突然電源が落ちる・再起動を繰り返す
- 液晶不良:画面の一部が暗い・縦線が入る
- スピーカー異常:音がこもる・出ない
- ドックコネクター損傷:充電ケーブルを差しても反応がない
このような異常に気付いたら、自己判断で放置せず、すぐに修理店へご相談ください。
夏のスマホを守るための対策
① 高温環境に置かない
車内、ベランダ、炎天下のテーブルなどは避けましょう。
持ち運ぶときもポーチやバッグに入れるなど、直射日光を避ける工夫を。
② 使用中に熱くなったら休ませる
発熱に気付いたらケースを外し、通気の良い場所に置いて冷却を。冷蔵庫や保冷剤で急冷するのはNGです。
③ 水回りでの使用は最小限に
浴室、キッチン、プールサイドなどでは使用を控えるか、完全防水ケースに入れるなどの対策が必要です。
④ 非純正ケーブルを避ける
安価な非純正ケーブルは電力制御が不安定で、スマホの充電ポートやバッテリーを破損させることがあります。
Apple認定(MFi)製品を使うようにしましょう。
万が一のときはスマートクール茨木店へ
茨木市でスマホの故障にお困りの際は、スマートクール茨木店にお任せください。
私たちはiPhone全機種対応、即日修理・データそのままで修理を行っております。
特に夏場はバッテリー交換、画面修理、水没復旧、ドックコネクター修理のご依頼が増えます。
水没は処置後も長期使用できる保証はありません。
復旧できたとしても、基本的にはデータを移行するための予備期間と考えるのが安全です。
アクセス
店舗名:スマートクール茨木店
住所:大阪府茨木市松ケ本町8-30 イオンモール茨木3階
最寄駅:JR茨木駅から徒歩約5分
営業時間:10:00〜21:00(年中無休)