【注意】|夏に気をつけたい!リチウムイオン電池の膨張トラブル
リチウムイオン電池の膨張とは?
見た目に変化が出たら要注意
スマートフォンやモバイルバッテリー、ハンディファンなど、現代の便利な生活に欠かせない「リチウムイオン電池」。しかし、そんな便利な電池にも弱点があります。それが「膨張」です。
電池が膨張すると、ケースが浮いたり、画面が押し上げられてくるといった見た目の変化が起こります。最悪の場合、発煙や発火といった重大事故にもつながりかねません。
特に夏場は、気温の上昇や使用環境によってこのリスクが急上昇します。
夏が危険な理由
高温・密閉・充電のトリプルパンチ
リチウムイオン電池は熱に弱い性質があります。夏の車内や直射日光の当たる場所、冷房のない室内などは想像以上に高温になり、電池の内部圧力が高まります。
例えば、モバイルバッテリーをダッシュボードに放置していたり、ハンディファンを日なたで連続使用したりすると、内部の電解液が化学反応を起こしてガスが発生し、膨張の原因になります。
加えて、「充電しながらの使用」や「充電器を挿しっぱなしにする」ことも電池の温度を上昇させる要因のひとつです。
膨張のサインと見分け方
「ちょっと変かも?」が早期発見のカギ
- スマホの背面が浮いている
- 画面の端が浮き上がってきた
- ケースに入らなくなった
- モバイルバッテリーの側面に膨らみがある
- 電池が熱を持ちやすい、または急激にバッテリーが減る
これらの症状があれば、電池の内部にガスがたまり始めているかもしれません。早めの対応が事故を防ぐ第一歩です。
安全のためにできる対策
日常生活に取り入れたい予防習慣
リチウムイオン電池の膨張を防ぐには、以下のようなポイントに気を付けましょう。
- 高温を避ける:炎天下の車内や直射日光の下に放置しない。
- 充電中は目を離さない:長時間の放置や寝ながら充電は避けましょう。
- 過充電に注意:充電が100%になったらケーブルを抜く習慣を。
- 粗悪な充電器を使わない:純正またはPSEマークのある信頼できる製品を使用しましょう。
- 異常を感じたら使用中止:少しでも「おかしい」と感じたら、すぐに使用を止めて専門店に相談を。
モバイルバッテリーやハンディファンも同様です。小型だからと油断せず、異常な発熱や膨らみにはすぐ対応しましょう。
万が一膨張したらどうする?
絶対に穴を開けたり押し潰したりしない!
膨張したリチウムイオン電池は、非常に危険な状態です。自力で修理しようとしたり、破裂しそうな部分を押したりするのは絶対にやめましょう。
自治体の指示や家電量販店・スマホ修理店の指導に従って、適切に処分・交換してください。
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